クズシマ

クズシマとしての活動報告(葛島涼子のFacebookの投稿より)

こんばんは。クラリネットのクズシマです。
クズシマという名前を名乗り、ネット上に突如登場(笑)したのは2020年頭から

このような活動をあまり知らない、元々の知り合いの方に向けて書いたFacebookの投稿をこちらに載せます。

私がミッションとして掲げている、「音楽の力を借りて文化的な社会を作る」という言葉に込めた想い、今の活動についてを、赤裸々に語りました。

(2020年8月29日葛島涼子のfacebookの投稿より)

みなさんこんにちは。世界はあっという間に変わってしまいましたね。
いかがお過ごしでしょうか。

生きている世界の中で希望を見出していくことはとても大切なんだなと感じる毎日です。

最近の活動について書きます。少し長いですが、私の想いを書きました。

昨日正式発表で、noteというプラットホーム上でサービスを立ち上げました。クラリネットを学習する楽しむ方へ向けたコミュニティ「クラリネットサークル」というものです。クラリネットサークルについて(note内の記事です)https://note.com/r_kuzushima/n/n6386bda188c5

いわゆる、オンラインサロン みたいなものです。怪しい〜〜。って思いますよね。私は流石にもう聞き慣れましたが、オンラインサロンというワードの特有の怪しさってなんなんでしょう笑

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、今年の頭から活動の指向を変えて、YouTube活動に注力しておりました。

もともとは、「どこでも働けるようになりたいな〜」「この先また怪我や病気をしても、寝ててもお金が発生するようになれば良いのに」という自分本意な考えからでした。

しかし、今年の春、新型コロナウィルスの影響で仕事が全くなくなってずっと家にいたときに「自分が社会の中でしたいことは何か」ということについてめちゃくちゃ考えました。

なぜそんなことを考えたかというと、その時の自分の存在が無価値すぎて、生きててもしょうがないと感じてしまったからです。

自分の音楽家としての仕事は正直、不要不急。でも、芸術とか文化とかを蔑ろにしている国ってほんと優しくないし、荒んでいくと思うんですよね。もう戦争よ、知らんけど。少なくとも私は愛と平和希望です(サンボマスターかよ)

私は音楽家なので、音楽の素晴らしさはもう知ってる。多分、すごい知ってる。みんな知ってると思っていたんですが、自分の知らない世界を覗き見ると、音楽聴く人って少ないんだなって思った。

なので、「音楽の力をお借りして、より文化的な社会を作りたいな」って思いました。

「ぷっ、社会を作るなんてくっさ」

って思われるかもしれないですけれど、ひとりひとりの行動によって、社会って作られてるじゃないですか。少なくとも私は、いつもより良い世界のために働きたいって思って生きてます。

これは最近、IT系のベンチャー企業でアルバイトした経験からも強く感じたことです。

たくさんの決断をしなければいけない毎日の中で、自分のポリシーとかミッションをはっきりさせておけば、迷っても筋の通った答えを出せるかなって思ったんです。

やりたいことはたくさんあるんですけれど、いますぐできることって私には少ししかなくて、小さいことからはじめていきました。

本当はこのサークルみたいなことをすぐにしたかったのですが、
「この2年近く病気で休んでいて奏者としての実績ほぼなし」
「知名度なし」
「特別見た目が美しいとか巨乳とかでもない」
「信頼なし」
そんな私のもとに集まる人は‥‥正直いないと思いました。

なので、安直かもしれませんが、YouTubeで信頼を貯められないかな‥と思いました。

音楽家の皆さんみたいに素晴らしい演奏をアップしたり、話題の曲を演奏してみた動画をあげたり、、ということはしませんでした

「それ、私じゃなくてもいいかな〜」と思ったからです。多分もう少し楽器がうまい人や可愛い人がやったほうがウケる。というのをなんとなくわかっていたし、私が思う社会に向けては(私がそれをやることは)需要ない。

クラリネットの演奏方法解説などを、わかりやすくまとめる動画を毎週毎週更新しました。(恥)

初めはそううまくいくはずもなく、私が取り上げるのは「ニッチな分野×日本語」なので、リーチできる潜在顧客も少ない。そして時々先生や同業の方からの人目を気にして辛くなる‥‥、眼精疲労から来る激しい肩こり‥笑

それでもなんとか更新を続けて、応援してくださる方もいらっしゃって、特にバズが起こった訳でもなく、登録者1270名にまでなりました。ありがたいです。そして私のチャンネルは思ったより治安が悪くない、ありがたいです。

で、話は戻りますが、文化的な社会にするためには、私ができることは音楽に深く関わる音楽家ではない一般の人を増やすことはできるかな…と思いました。

某大手楽器メーカーで研修をしたときに、管楽器をやってたという潜在人口は日本の10分の1もいる!ということを知りました。多くないですか?私は多いと思いました。確かに、美容院とかで、「私も楽器やってたんです〜」って話してくれる方の多いことよ。)

だけど、管楽器やってたという人口の10分の1の人が音楽の素晴らしさをどのくらい知っているか、コンサートに足を運ぶのか、文化にお金を使うのか、といったら、多分そうでもない人も多いと思います(推定)(もちろん管楽器やってなかった文化にお金を使う人はいる、それは別の話)

私はクラリネットをちょっと吹けて、まあまあ教えられるので、例えば、「クラリネットを持ってるけど、また始めてみよう。」みたいな人を増やしていくことはできるかもしれない!と考えて、YouTubeとかネット周りの活動をしてみています。ここ1〜2年で会社や独学で微妙にかじるように学んだ、大したことないウェブマーケ周りのスキルがやっと役に立ちました。

そして、次なるステップがクラリネットサークルです。もともとnoteというプラットホームが好きなので、ちょうど良いサークル機能というのがあるので活用してみました。

クラリネット愛好家の方へ向けて、気づきをえられたり、学びが深まったりする場所にしていきます。

自分自身も、音大でも卒業してからも「先生から何かを学ぶことができたのはレッスンの時間だけではなかった」という経験から作ったサービスです。

もう開かれたインターネットは吐き溜みたいになってしまっているところもある。ネットで活動していると特にに感じます。

私はサブスクで自分の行動を買ってます。(全然続かない英会話とか)(音楽をたくさん聴く人になりたいとか)

モノに溢れている今は、経験とか行動を買うことに価値がある時代かなと思って、始めました。私は主に村の治安を守ります。

不安が多すぎるけど、昨日、正式リリースしました‥‥!!!育てていけるように頑張ります!最近の活動報告でした。

2020.08.29 やたらと空が広い自宅のリビングよりhttps://youtu.be/gzf_tHCuqoQ

クラリネットサークルについてはYouTubeでもお話ししています

クズシマクラリネットの人がYouTubeに力をいれる目的について書きました

こんにちは。クラリネットのクズシマです。

先日(2020.08.05)ついに目標としていたYouTubeのチャンネル登録者数1,000名を達成しました。たくさんの方に動画をご覧いただけて、そしてお会いしたこともない方から応援していただけて、ITは世界を広げてくれるなと改めて感じました。

ここでは、ツイッターの140文字におさまらないようなことや、YouTubeのように有益な内容ではない、とるに足らない、でも私の心のうちにメラメラと燃えている想いについて書こうと思います。

目標であったチャンネル登録者数1,000名のラインとはYouTube収益化のライン

しかし、まだまだ大赤字だし、動画を作るのに膨大な時間と労力、そして時にはバッシングまで受けてまで、なぜここまでYouTubeに力を入れているのか。

という私がYouTubeをやる本当の目的について書こうと思います。

「世界に貢献したい」とか大それたこと言ってしまうようですが

音楽意外に特筆すべき趣味のない私ですが、強いて挙げるならば、経済

世界の動きを観察したり、ビッグビジネスをやり遂げた方の自伝や格言を読み漁るという音楽家らしからぬ趣味を持っています。

私はしがない音楽家ですが、理想とする社会に一歩でも近づけるための仕事をしたいという思いで生きています

ちなみに私の仕事におけるビジョンは「音楽の力を借りてより文化的な社会つくる」
ちなみに個人的な目標は「文化的に生きる

文化とは‥‥。
きっと文化的な社会の先には思いやりとか愛とかがあって、それで平和になる‥と信じています。


音楽は素晴らしい。音楽に出会ってしまったから、人生は最悪にも最高にもなってしまった。

私が音楽を専門的に勉強していく過程で何を深めたかというと、難しい曲を演奏する技術ではなく音楽の素晴らしさへの理解だと思うのですよね。

消費や短絡的な娯楽の喜びももちろん知っているけれど、でも。身近なのにこんなに喜びを感じられて、悲しみで内包してしまう芸術‥‥すごくない?(急にタメ口)

なんだか語り口調になってしまいそうなので、ここからは、これらの話がなぜYouTubeに力を入れていることにつながるの?ということについて記していきます。


効率の良い学習はその先の景色を見るため

音楽って素晴らしいけれど、管楽器って難しいですよね。

楽器の難しさとか、何か上手くできない奏法のせいで「音楽をする」ことができていない人、もう少し噛み砕いた表現ですと「歌う」ことができなくなっている演奏を本当によく聴きます。私もそう。今でもそうなることもある。

でも、超絶技巧を目の前にしたって、そこには音楽があると思うのです。

前提として、YouTubeで楽器演奏方法のコンプリート学習ができるとは思っていません。

しかし、
・一度もクラリネットを習ったことないまま1日に何時間も必死に練習をしている吹奏楽部の学生さん
・正しい知識をつられる環境にないことにコンプレックスを持っている方
・楽器をはじめる第一歩の説明書が必要な方
・なんだかよくわからないけれど新入生に楽器を教えなければいけない先輩

こんな方々にとって、私のチャンネルのようなモノがあれば、有益だと考えました。まず効率よく知識を得て、試してみる。そしてまた考える、試してみる。という前進が可能になると思うんです。

ほぼ毎週レッスンを依頼してくださる吹奏楽部のクラリネットパートもいるんです。それでもぜんぜん足りない。

「レッスン行ったら上手くなる」ってのは幻想で、そこから何を考えて何を目指すか。だと思うんです。

だから「わかったらできる」「知らないせいてできない」という幻想、言葉が悪いけれど思考停止から脱却して、まず知って、試して欲しい。という思いから、私はこのようなクラリネットの効率の良い上達方法の配信をしています。



私にできることなんて、ごく限られているけれど、それなら私にできることだと思ったので、やりました。誰かやりそうでしたが、私が思い立ったのでやりました。

楽器を趣味にすることは本当に素晴らしい。音楽に近くで触れられる。
私の目指す文化的な社会は、音楽家の内輪だけで盛り上がっているだけでは足りない。

楽器は音楽のインスピレーションをくれることもあるし、音楽を阻むこともある。私もあなたも、早く楽器を越えられるように、トライアンドエラーすることが楽器上達学習の本質だと思うのです。すべては音楽のために。