クラリネットの英名は「Clarinet」
省略表記は「Cl.」となります。
他の国でのクラリネットのスペル、バスクラリネットのスペル、B♭クラリネット以外の略称についてもご紹介していきます。
クラリネットのスペル
各国のクラリネットのスペルを見ていきましょう。作曲家の国の違いによって、クラリネットのスペルは変わってきます。以下の4つは知っておくと良いでしょう。
Clarinet(英)
Klarinette(独)
Clarinette(仏)
Clarinetto(伊)
例えば、ドイツの作曲家、ウエーバーの楽譜の表記はこのように「Klarinette」となっています。
フランスの作曲家、フランセの楽譜の表記はフランス語表記の「Clarinette」となっています。
イタリアの作曲家、ヴェルディの椿姫によるオペラファンタジーの楽譜はイタリア語表記の「Clarinetto」となっています。
バスクラリネットのスペル
バスクラリネットのスペルも国によって異なります。上記でご紹介した4つの言語でのスペルは以下のようになります。
Bass Clarinet(英)
Bassklarinette(独)
Clarinette basse(仏)
Clarinetto basso(伊)
クラリネットの略称
クラリネットの省略表記は「Cl.」です。「Cla.」と表記されることもあります。日本人は「クラ」と省略して言っている人もいますね。
クラリネットの特殊管の略称
クラリネット属の主な省略表記は以下のようになります。これ以外の表記もありますが、以下のものを知っておけば、だいたい読めるようになります。
バスクラリネット「B.Cl」「BsCl」
エスクラリネット「Es.Cl」
アルトクラリネット「Alt.Cl」
コントラバスクラリネット「CB.Cl」
まとめ
- クラリネットの英語のスペルは「Clarinet」
- 主要各国のスペルは覚えておくと良い。
- クラリネットの略称は「Cl.」
- 「Bs.Cl」「Es.Cl」など特殊間にも略称がある。