音大

パヤパヤ音大ってどこ?

ツイッターのTLでパヤパヤ音大というワードをやたらみかけるので調べてみた。

パヤパヤ音大のソースはマツコの発言?

2017年のマツコ会議でマツコデラックスさんが「音大には二種類ある、ガッツリ音大とパヤパヤ音大」とおっしゃっていたのが、パヤパヤ系音大の言葉の起源でしょうか?しかし、このときは国立音大はガッツリ系、パヤパヤ音大はどこの大学かは特定していませんでした。

2020年版パヤパヤ音大ってどこ?

最近浮上したパヤパヤ音大とは洗足音楽大学昭和音楽大学のことのようです。パヤパヤ系ってチャラチャラしている?という意味合いかと思ったのですが、決してディスっているわけではなく、この文脈ですと、時代の先端を行っているという肯定的な意味が読み取れます。

国立音楽大学の先生をしていらっしゃる方の発言のようです。

要約すると、ご自身が勤められている国立音大は、SNSやYouTubeでの広報に力を入れたり、リモート活動を積極的に取り入れたりしている洗足音楽大学や昭和音楽大学を見習うべきでないでしょうか。という胸の文章でしょう。

言葉だけがひとり歩きして、ディスっている!と批判されているような場面も見かけましたが、きちんと文章読むと、洗足音楽大学や昭和音楽大学をユーモアを交えて褒めていると捉えられます。

普通科高校から現役で音大合格をした私がひと月にかかっていた音大受験のレッスン料

音大受験は、なにかとお金がかかると聞きますよね。

音大を受験するには、専攻楽器の個人レッスンにくわえ、副科ピアノのレッスンソルフェージュのレッスンも必要です。

音大受験のレッスン料は、習う先生や住んでいる場所によって、かかる費用が変わってきます

筆者は普通科の高校出身でしたので、学校とは関係なく自分で個人レッスンに通って、公立の音大に現役で合格しました。

お金のことはなかなか人に聞きづらい、という方も多いかもしれません。

そんな方のために、このコラムでは筆者が音大受験の際に実際にかかっていたレッスン料を赤裸々にお伝えしていきます。

これから音大を受験したいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

音大受験のレッスン料

音大受験のためのレッスンは専攻楽器のレッスンだけではありません
音楽科高校に通っていない人は、副科ピアノのレッスン(専攻がピアノでない場合)やソルフェージュのレッスンも必要となってきます。

専攻楽器のレッスン料

楽器のレッスン料は、先生によって異なります。

良い先生のレッスン料が高くて、そうでない先生が安いとは限りません。

「人による」としか言いようがありませんが、音大で教えている先生のレッスン料の相場は、1レッスン約1万円〜2万でしょう。

高校入学からずっと習っていた地元の先生(A先生としましょう)のレッスン料は、1レッスン5,000円でした。

A先生のレッスンに加えて、高校3年生の夏以降は受験したい音大で教えていらっしゃる先生(B先生としましょう)のレッスンに通っていました。B先生のレッスン代は、1レッスン1万円でした。

B先生のレッスンを受けていた人たちは、「B先生のレッスンが1レッスン1万円というのは好意的な料金」と言っていたので、音大の教授レベルの先生にしてはレッスン料が1万円というのは高くない料金ということだったのでしょう。

私は地方に住んでいたので、受験までの期間、B先生のレッスンい通うために新幹線で関東まで通っていました。学割を使っても往復の交通費は約2万円かかっていました。

A先生のレッスン月2回×5,000円=10,000円
B先生のレッスン月1回×10,000円=20,000円
B先生のところへ通うための交通費=約20,000円

受験直前の半年は、専攻のレッスン料だけでひと月に5万円かかっていました。

副課ピアノ、ソルフェージュのレッスン料

私は普通科高校に通っていたので、ピアノやソルフェージュのレッスンも個人で習いに行っていました。

高校2年生までは、子供のときから習っていたピアノ教室でピアノを習い、ソルフェージュは独学で勉強していました。

しかし、「絶対音大に現役で合格したい」と思ったので、大学で教えていらっしゃる先生を紹介していただきました。

その先生は、ピアノもソルフェージュも教えていらっしゃったので、その両方のレッスンをお願いしていました。

1レッスン1時間で、30分ずつピアノとソルフェージュのレッスンをしていただいて、レッスン料は5,000円でした。

月に4回通っていたので、副科ピアノとソルフェージュのレッスン料はひと月に2万円かかっていました。

まとめ

普通科高校に通いながら音大受験を受験するには、
・専攻楽器のレッスン
・副科ピアノのレッスン
・ソルフェージュのレッスン
に通う必要があります。
それぞれ、習う先生によってレッスン料は変わってきますが、すべて合わせると、ひと月に5万円くらいはかかってくることが多いでしょう。

地方在住の方は、有名な先生に習おうとするとレッスン料に加えて、交通費もかかってきます。

音楽大学を受験するには、音楽の専門的な技術や知識をある程度身につける必要がありますので、この程度のレッスン料がかかってくることを覚悟しなければなりません。

音大受験当時、受かるかもわからない音大受験のために、レッスン料を負担してくれていた両親には感謝の気持ちでいっぱいです。