エチュード

ウールの48エチュードの4番を演奏してみた|クラリネット

こんにちは、クラリネットのクズシマです。今月来月はエチュード月間です!音大時代に勉強していたウールのエチュードに挑戦中しています。

3番が仕上がらず、付点音符が特徴的な4番を先に録音しました。結構シビアにリズム刻んでたつもりでしたが、録音聴くと3連符に聴こえないでもないな、、、。数回練習しただけで結構サクっと録ってしまったのでメトロノームつける練習が不足していたかなと反省。

そしてピアノが強い。音に余白がなくて鳴りすぎ。ちょっと運動神経悪そうな演奏。もう少しシャープなリズムを目指しましょうという課題。

この4番は音大入学してすぐのレッスンで、「付点のリズムがなってない!」と先生に手取り足取りレッスンしていただいた思い出の曲。

付点は割と安定て吹けているつもりでしたが、運指が難しくなったり、テンポが速くなったりすると崩れますね。引き続きトレーニングが必要です、、、。少しずつ頑張ります。



ウール: クラリネットのための48の練習曲集 第1巻/ショット社


ウールの48エチュードの2番を演奏してみた|クラリネット

こんにちは、クラリネットのクズシマです。
「超絶技巧も余裕な奏者になるためにウールのエチュード全部YouTubeに上げるぞ!」と意気込んで、1番を録音したところまでは良かったものの、2番から挫けそうになり、1番のアップから約1ヶ月近くも経ってしまいました。
本当はスタッカートもっと短く切りたい、ブレスもっと素早くとったほうが良いよな‥‥。と思いながら録音をききかえしています。最後ちょっとポロってるし‥‥。


この日3番も撮ろうとしたけれど断念。3番の方が苦戦しています。運指がむずかしい曲はやはりレガートの方が難易度上がるな、、と思います。目標はやめないこと。ボチボチ上げていきます。


ウール: クラリネットのための48の練習曲集 第1巻/ショット社


ウール48のエチュード第1番を練習してみた

こんにちは。クラリネット奏者のクズシマです。

音大入ったばかりの頃に練習していたウールのエチュードをひっぱり出してきて頑張って取り組んでみようと思っています!ウールは技術的に本当に難しい‥という印象だったのですが、久しぶりに楽譜をみてみると、よくできたエチュードだなぁ、いいエチュードだなぁと感じました。

時間かかりそうですが、全曲きちんとさらってみたいと思います。

まずは第1番。この曲は唯一ゆったりとした曲調で、運指的にはそんなに難しくありません。
しかし、4小節ごとにしかブレスを取れないので、なかなか苦しい‥‥。
どんどん和声が変化していくので、音程感が難しいですが、楽しいです。

この演奏の気に入っていないところは冒頭の実音Fの音が開き気味なところです。ネックあたりの音開かないようにアンブシュアをタイトに保たなくては。次は2番、、、急に難易度が上がります‥。


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クラリネット初心者こそエチュードを練習しよう【ランスロ26のエチュード】【グルーサン】

みなさんは、クラリネットの基礎練習では、どんな練習をおこなっていますか?「ロングトーン」「タンギング」「音階練習」が基本としてあげられるかと思うのですが、それに加えて「エチュード」を練習することもとても大切です。

エチュードとは?

エチュードとは「練習曲」のことです。合奏やアンサンブルなどの曲の練習をする前に、曲を練習する練習であるエチュードを吹くと、いいことがたくさんあります。

クラリネットの初心者がエチュードを練習するメリット

エチュードを練習するとクラリネットの上達の効率が良くなりますし、より確実なテクニックが自分のものになります。エチュードを練習すると具体的にどんなメリットがあるかというと。以下の通りです。

  1. 様々な種類のテクニックを集中的に練習できる
  2. 楽譜を読む力がつく
  3. 音楽的に演奏する力がつく

 1.様々な種類のテクニックを集中的に練習できる

エチュードは一曲一曲が「このテクニックを上達させてほしい」という狙いのもと、作曲されていることが多いです。
例えば、「この曲は、スタッカートを徹底して練習してほしい」「たっぷりとレガートで歌えるようになってほしい」といった、練習のときに意識すべきポイントが凝縮されていルノで、そのテクニックを集中的に上達させることができます。

楽譜を読む力がつく

吹奏楽部の生徒さんをレッスンしているときに特に思うのですが、楽譜を正確に読むことができていない人がとてもたくさんいます。

楽譜にはたくさんの情報がつまっています。音の高さとリズムだけではなく、テンポ、アーティキュレーション、表情記号などもきちんと読めていますか?

クラシック音楽において楽譜通りに演奏できることはとても大切なことです。大切なことは全て楽譜から読み取れると言ってしまっても過言ではないでしょう。楽譜を正確に読むことに慣れると、譜読みが途端に早くなります。エチュードは、楽譜を読む練習、また、楽譜にかいてあることを正確に演奏する練習にはうってつけです。

音楽的に演奏する力がつく

クラリネットを演奏する楽しみは、音楽を表現することができることだと私は思っています。楽譜に書いてあることが正確にできるようになったら、しっかり歌って演奏することを意識することが大切です。

フレーズのはじまりと終わりや、フレーズの山(1番盛り上がるところ)に注意して、機械的な演奏にならないように、楽しんでエチュードを演奏してみましょう。練習室の中で修行僧のように黙々と演奏するのではなく、人前で吹いていることを意識しながら練習するのがおすすめです。

クラリネット初心者におすすめのエチュード

「初心者だからエチュードを練習するのはまだ早いのではないでしょうか?」といった声を聞いたことがあります。答えは「いいえ」です。

なぜなら、初心者のころからやさしいエチュードを使って練習すると、楽譜を読んでそれを音にすることに慣れるので、曲を吹くときにスムーズになり、効率よく上達していくことができるからです。

クラリネットをはじめたばかりの方におすすめなのは、「グルーサン/クラリネット学習のための合理的原則」


グルーサン/クラリネット学習のための合理的原則

クラリネットを初めたばかりという方にはグルーサンの「クラリネット学習のための合理的原則」をおすすめします。ロングトーンやたったふたつの音の移行の練習から始まっているので、段階的にクラリネットの基礎の基礎を学ぶことができます。

私は吹奏楽部に途中入部をたため、同級生より数ヶ月遅れてクラリネットをはじめたので、はじめは合奏に入れず、一日中このグルーサンのエチュードを練習していました。全部練習しようと思うと、結構時間がかかるのですが、コツコツ練習するのが好きな人には向いていると思います。
クラリネットをはじめたばかりの人向けに、吹奏楽部がある学校に一冊は置いておいてほしいくらいです。

一度は吹きたいクラリネットのエチュード「ランスロ/26のエチュード」は初心者でも吹ける


ランスロ/26のエチュード / プリマ楽器

クラリネット吹きなら一度は通りたいエチュードは、J.ランスロの「26のエチュード」です。クラリネットの名プレイヤーであり、指導者としても素晴らしい功績を残したジャックランスロ による、初心者のためのエチュードです。

はじめは、2分音符中心で低い音域しか使わない曲ゆっくりとした曲から始まり、番号を重ねるごとに、音域広がり、調合が増え、早いテンポの曲が出てきたり、と段階的に難しくなっていきます。

J.ランスロの「26のエチュード」は旋律が美しいのも魅力のひとつで、演奏していて楽しいです。楽しみながら、テクニックが身につくので一石二鳥でしょう。
後半にいくにつれて、結構難しい曲もあるのですが、はじめのほうは、クラリネットをはじめた初心者の方でも演奏できます。クラリネットを初めて割と早い段階(数ヶ月〜半年くらい?)でこのエチュードに着手しても良いと思います。

もっと上達してきたら、ローズ32のエチュードにもチャレンジしてみましょう!

まとめ

ロングトーン、タンギング、スケールの練習にくわえて、エチュードの練習はとても大切です。なぜなら、エチュードを練習することは「曲を演奏する練習」として、曲を吹くときに大切なことをたくさん学ぶことができるからです。クラリネットの初心者の方も積極的にエチュードを練習しましょう。

集中的に一つのテクニックを上達させたり、楽譜を読み取る力がついたり、音楽的な表現力が身についたりと、エチュードを練習するといいことだらけで、効率良く上達することが可能になります。

クラリネット初心者におすすめのエチュードは、クラリネットをはじめたばかりの方には、「グルーサン」次の段階では「ランスロの26のエチュード」です。

プロがおすすめするクラリネットのエチュードナンバーワン!「ローズ32のエチュード」

クラリネット上達にエチュード(教則本) を使った練習は必須です。「ローズ32のエチュード」は、クラリネット中級者からプロまでが愛用するクラリネットのエチュードの王道といえるでしょう。プロのクラリネット奏者が、なぜ口を揃えて「ローズ32のエチュード」をおすすめするのか?その秘密にせまっていきます!

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クラリネット上達にエチュードが必要な3つの理由

クラリネットの基礎練習である「ロングトーン」「タンギング」「スケール」を練習したら、曲の練習……に行きたいところではありますが、もうひとつ大切なステップがあります。それは、エチュードです。
音大時代のレッスンは、50分のレッスンの中でエチュード20分、曲30分くらいでした。貴重なレッスン時間の半分をかけるほど、エチュードが重視されるのはなぜでしょうか。クラリネット上達にエチュードを避けて通れないのには訳があります。その理由は以下の3つです。

  1. 様々な種類のテクニックを集中的に練習できる
  2. 楽譜を読む力がつく
  3. 音楽的に演奏する力がつく

1. 様々な種類のテクニックを集中的に練習できる
エチュードは「このテクニックを上達させてほしい」という狙いのもと、作曲されていることが多いです。
例えば、「この曲は、スタッカートを徹底して練習してほしい」「たっぷりとレガートで歌えるようになってほしい」といった、練習のときに意識すべきポイントが凝縮されています。

クラリネットのエチュードを練習するときは、上達したいポイントを意識して練習すると良いでしょう。ひとつのことに注意する意識を高めることで、練習の質がぐっと上がりますよ。


2. 楽譜を読む力がつく
吹奏楽部の生徒さんをレッスンしているときに特に思うのですが、楽譜を正確に読むことができていない人がとてもたくさんいます。楽譜にはたくさんの情報がつまっています。音の高さとリズムだけではなく、テンポ、アーティキュレーション、表情記号などもきちんと読めていますか?

クラシック音楽において楽譜通りに演奏できることはとても大切なことです。大切なことは全て楽譜から読み取れます。楽譜を正確に読むことに慣れると、譜読みが途端に早くなります。エチュードは、楽譜にかいてあることを正確に演奏する練習にはうってつけです。


3. 音楽的に演奏する力がつく
クラリネットを演奏する楽しみは、音楽を表現することができることだと私は思っています。楽譜に書いてあることが正確にできるようになったら、しっかり歌って演奏することを意識することが大切です。
フレージングに注意して、機械的な演奏にならないように、楽しんでエチュードを演奏してみましょう。練習室の中で修行僧のように黙々と演奏するのではなく、人前で吹いていることを意識しながら練習するのがおすすめです。

エチュードがある程度吹けるようになってきたら、1曲を通して演奏する練習をしてみましょう。1曲通して演奏することで、体力も集中力もつきますし、本番に強くなる練習としてとても効果的です。

「ローズ32のエチュード」をクラリネット奏者がおすすめする理由

ローズ作曲のクラリネットのための32の練習曲は、クラリネット奏者になるには避けて通れない課題図書のようなエチュードです。私も高校生のときになんども繰り返し練習をし、ローズのエチュードからたくさんのことを学びました。

「ローズの32のエチュード」は1番から32番までの32曲の小曲からなり、奇数番号が緩やかなテンポの曲、偶数番号がテンポの速い技巧的な曲という構成となっています。どの曲も音楽的に素晴らしく、演奏していて楽しい曲ばかりです。


また、調性もさまざまになっていて、シャープ・フラット5つまでの16の調性の曲が集録されています。番号を重ねるごとに、調号が増えてきて難易度が上がってきます。さまざまな調性の曲を練習しておくことはとても大切な練習です。「シャープやフラットがたくさんつく調はいやだな」という気持ちを軽減させるためにも、さまざまな調性の曲をエチュードで吹き慣れておくと良いです。

ローズの32のエチュードを入試の課題としている音大はたくさんあります。私たちクラリネット奏者はきっとみんな、この「ローズの32のエチュード」を楽譜がボロボロになるまで練習してきました。クラリネットのレッスンの先生はこのエチュードに思いがあり、熱心にレッスンをしてくれるでしょう。何事を学ぶにおいても、多くの人が使ってきた教材を学ぶことは、成長効率が良く、有意義なことだと思います。

クラリネットのエチュードはたくさん出版されています。私はあまり知られていないクラリネットのエチュードを開拓するのが好きで、これまでに15冊以上のエチュードを練習してきました。さまざまざエチュードからさまざまな学びがありました。
しかし、ここまで網羅的で練習意欲を掻き立てられるのは「ローズ32のエチュード」だけです。実際、生徒におすすめするのも、自分が1番繰り返し練習したのも、この「ローズ32のエチュード」です。
クラリネットの腕が上がってきたなと感じている中級者以上の方に、自信を持っておすすめしたいクラリネットのエチュードナンバーワンです。

他にもおすすめのクラリネットのエチュード5選

とはいえ、クラリネットのエチュード選びで大切なことは、自分のレベルにあったものを選ぶことです。私が実際に愛用しているエチュードの中から5つおすすめさせていただきます。

初心者におすすめ
ランスロ:26のエチュード
楽器店に並ぶエチュードは難しいものばかりで、クラリネット初心者の方は「エチュードは私にはまだ早い……」なんて思っていませんか?クラリネットを始めたばかりの方でも、エチュードの練習はしたほうが良いです!ランスロ26のエチュードは、私が初心者におすすめするクラリネットのエチュードナンバーワンです。

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・ローズの前に練習しておきたい
クローゼ:クラリネットのための日課練習
こちらのエチュードもクラリネットの上達には欠かせない定番の一冊となっています。ローズの32エチュードは少し難しいと感じた方は、「クローゼ:クラリネットのための日課練習」を練習すると良いでしょう。基礎的なテクニックを徹底的に磨ける内容となっています。

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芸大入試でも課題
ジャンジャン:クラリネットのための段階的な旋律練習曲
こちらのエチュードは、最近の東京芸大の入学試験の課題にもなっています。「THE 練習曲!」という感じではなく、どの曲もメロディックに歌いながら演奏することが求められます。第1巻〜第3巻まであり、番号を重ねるごとにだんだんレベルが上がっていきます。

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上級者向け
カヴァリーニ:30のカプリス
こちらはローズの32エチュードより、テクニック的にレベルが高くなっていると思います。カプリスはイタリア語でて“気まぐれ”という意味です。テクニカルな曲が続きますが、しっかり歌うことを忘れずに練習しましょう。この曲も音大入試で使われることが多く、私のカヴァリーニの楽譜はページがめくれないほど、しっとりしています…。

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より専門的な技術をつけるための
ウール:クラリネットのための48の練習曲
ウールのエチュードは音大に入学して、まずはじめに先生にすすめてもらったエチュードです。上巻と下巻からなり、それぞれに24曲ずつ集録されています。48曲練習するのは一苦労でしたが、それだけ力がついたと思います。テクニックに磨きをかけたいかたは挑戦してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

クラリネットでエチュードを練習することは、とても大切なステップです。クラリネットを専門的に勉強しようと思っているかた、クラリネットをもっとうまくなりたいと思っているかたには「ローズ32のエチュード」をおすすめします。エチュードには、クラリネットを上達させる上で大切なことがたくさんつまっています。自分のレベルにあったエチュードをうまく活用して、楽しみながらクラリネットの技術に磨きをかけましょう。

ココナラでクラリネットに関するお悩み相談をおこなっています。クラリネットのエチュードに関してのご相談もお気軽にどうぞ。