クラリネット奏者のクズシマです。プロフィールはこちら。
今年からYouTubeをはじめて、ぼちぼち自宅で演奏動画の撮影をしていました。
機械音痴の私が楽器演奏の録音用に選んだのは、iPhoneの外付けマイク【SHURE MV88】です!
これが思いのほか良かったので、ご紹介していきます!
ですが、機能的に足りないな…と感じたこともあったので、iPhoneの外付けマイク【SHURE MV88】のメリットデメリットあわせてお伝えしていきます!
SHURE コンデンサーマイク MOTIVシリーズ MV88A iPhone iPad用 24bit/48kHz MV88A-A 【国内正規品】
YouTuberへの第一歩‥‥?「マイクがない!」
「これからの時代はYouTubeだ!」と思い、まずはスマホのスタンドを買いました。(安いからね)
三脚 スマホ三脚 リモコン付き ビデオカメラ 一眼レフカメラ ミニ三脚 さんきゃく 3WAY雲台 4段階伸縮 360回転 収納袋付きiPhone/Android スマホ等対応
スマホスタンドは卓上用が多いですが、これは背が高くなるので、立って撮影する私にはとっても便利です。
iPhoneのカメラで動画撮影していたのですが、まずぶつかった壁が、
「楽器の音が割れる!!!!」
ということです。
楽器の音はiPhoneでそのまま録音すると割れてしまいます。
オーケストラのリハーサルを録音していて割れていなかったのは、距離が遠かったからですね‥‥。家でiPhoneの前で演奏したものは、ほぼバキバキの音質です。
こちらの動画はiPhoneだけで撮影したものです。
音が割れているところをカバーするために、編集アプリで加工したりしているのですが、やはり高い音は割れていますし、不自然な加工のせいで音に立体感がなくなってしまっていますね…。
この動画を撮ったあとに、演奏動画を撮っていくなら、マイクが必要だ!!!!と気づきます(やっと)
演奏動画を撮るならマイクは必須
YouTube撮影は映像はとりあえずiPhoneのカメラでも充分です。ですが、楽器演奏をする音楽系の人であればマイクは必須です!!
私がマイクを探すときには、以下の条件のものを探していました。
・値段が高すぎない
・でもこの先も使える
・楽器演奏に向いている
・簡単に使える
「機械音痴だからマイクのつなぎ方とかよくわからない」「セッティングに時間をかけたくない」「とにかくすぐに使いはじめられるようなマイクが欲しい!」と思い、演奏動画用にはiPhoneの外付けマイクを選ぶことにしました!
楽器演奏の録音用にiPhone外付けマイクである「SHURE MV88」を購入した理由は、「とにかく簡単に使いたかったから」です。
「SHURE MV88」は、機械音痴の私でもすぐに使いこなせるようになりました。iPhoneのを充電するところに直接さすだけで、すぐにマイクの機能を果たしてくれます。簡単!!!!
そして、ケーブルなどが不要なので、持ち運びが便利です。リハーサルやコンサートの録音にも活用できるのが、iPhone外付けマイク「SHURE MV88」の魅力です。
SHURE MV 88を使用とマイクなしでの比較動画
iPhone外付けマイクの種類
iPhone外付けマイク、すなわち3.5mmジャック(イヤホンジャック)が廃止されたiPhone7以降のものに接続できるマイク(Lightning接続用マイク)をご紹介していきます。
私が購入したのは、「SHURE MV88」ですが、似たようなスペックで、比較的価格が安いものに「ZOOM iQ7」があります。
ZOOM ズーム MSステレオマイクロフォン iPhone / iPad 用 iQ7
「ZOOM iQ7」は、なんと言ってもコスパが良いのが魅力でしょう。いろいろ調べてレビューも読みましたが、1万円以下でiPhone外付けマイクを購入したいならこちら一択でしょう。
「SHURE MV88」は接続部分が短くて、iPhoneケースを外さないと、繋げられませんが、「ZOOM iQ7」のほうは、「SHURE MV88」に比べて少し接続部分が長いので、ケースを外さなくても良い(ケースの種類にもよりますが)のも魅力です。
演奏録音用でiPhone直付け(Lightning接続)のマイクなら、信頼度から言っても「SHURE MV88」か「ZOOM iQ7」かどちらかかなと思います。
ふたつを比較している動画を見つけました。
SHURE MV88を買ってよかった5つの理由
「SHURE MV88」を買って良かったことはたくさんあります。気軽に高音質な楽器録音ができるのは本当に便利です!!!
1.専用アプリで簡単にセットアップできる
SHUREの専用アプリで、指向性の選択やステレオ幅の調整などが簡単にできます。アプリを使うことで高音質な楽器録音をiPhoneだけで完結させることができます。
2.ケースが小さいのに頑丈で、持ち運び便利
このケースが小さいのに結構硬くて頑丈です。カバンの中や楽器ケースのポケットにも安心して入れられるので、気軽に持ち運びできます。
3.風よけが良いを仕事してくれる
外での撮影や息の音で雑音が入らないように、風よけがもともとついています。取り外し可能で、ケースに入れるときはまたつけて戻しています。
4.マイクの角度を変えられる
マイクの首を動かして角度を変えることができるので、他方向の音の録音が可能です。iPhoneに正面向きでソロでクラリネットの演奏するときは90度曲げて、こちらに向けると良いです。
5.なにより簡単に使える!
「SHURE MV88」はiPhoneにブスッとだけ!!セッティングに時間がかからないので、すぐに使いはじめられて、ほぼ毎日使っています。
「SHURE MV88」を買ってから、演奏動画の録音・撮影がより楽しくなりました。リハーサルの録音をしたいときなどにも、すぐに準備できるので簡単に高音質録音ができて便利です。
6.楽器演奏録音にも充分な音質
iPhone外付けマイク「SHURE MV88 」は楽器録音やクリエイターのことを考えられて作られているので、演奏動画撮影に耐えうる高音質な録音が可能になります。有名クラシック奏者も録音に使用しているのをTwitterで見かけました。
iPhone外付けマイクSHURE MV88にできないこと
YouTubeをはじめて勢いづいた私は、「生配信をしよう!」と思い立ちました。YouTubeのチャンネル登録者数1000人以下で収益化できていない私はパソコンでしかYouTube配信ができません。
「あれ?パソコンに繋ぐマイクが‥‥」
パソコンには繋げない
私の使用しているタイプの「SHURE MV88」はiPhone7以降のものに接続できる、Lightning接続専用のマイクなので、iPhone以外には使用できません。
iPhoneではケーブルのイヤホンや充電器と同時に使用できない
充電器とイヤホンをさすところに「SHURE MV88」をさして録音をおこなうので、充電しながらの録音やワイヤーイヤホンを使用しながらの録音ができません。
実際に不便だったのが、iPhoneのGarageBandアプリで録音をしていて、音を重ねるときにイヤホンがさせなかったことです。ワイヤレスイヤホンはGarageBandでは時差が出てしまうので不便です。
また、動画撮影をしていると充電が減りやすいので、撮影中に充電がなくなってしまったことがあるのですが、充電がある程度溜まるまで撮影を再開できず、困りました。
私は、現時点で「SHURE MV88」しかマイクを持っていないので、ZOOMでのレッスンでは、パソコンとiPhoneの両方でログインしています。
パソコンは聴く&見る専用でハウリング防止のために音はミュート、iPhoneは出力専用として使用しています。生徒さんに向けてのカメラが2箇所になるのは良いかもしれませんが、無駄に面倒です!(後日パソコン用のマイクを別に購入しました)
オンラインレッスンや生配信でも使用するなら「SHURE MV88+ビデオキット」がおすすめ
「とりあえずiPhone外付けマイクが欲しいけれど、パソコンにもつなげる可能性があるかもしれない‥」という方には「SHURE MV88 +ビデオキット」がおすすめです。
この商品は、iPhoneに外付けできるLightning接続とパソコンで使えるUSB接続の両方が可能です。iPhone外付けマイクだけの「SHURE MV88」より値が張りますが、iPhoneとパソコンの両方に接続できることを考えると、コスパは悪くないでしょう。
SHURE MV88+ ビデオキット : ステレオコンデンサーマイク iOS Android ライブストリーミング/クリエイター/ビデオグラファー【国内正規品】
まとめ
・iPhoneの外付けマイク【SHURE MV88】は楽器演奏の録音にも十分なスペックです。
・iPhoneにさすだけで、高音質な楽器録音ができてしまうので、とても便利です。
・ケーブル不要で、ケースもしっかりしていて持ち運びやすいので、リハーサルやコンサート・ライブ録音などにも活用できます。
・生配信やオンラインレッスンなど、ワイヤーイヤホンを同時に使ったり、パソコンにつなげることができないので、注意しましょう。
・iPhoneとパソコンの両方で使用したい場合は、【SHURE MV88プラスビデオキット】がおすすめです。
SHURE コンデンサーマイク MOTIVシリーズ MV88A iPhone iPad用 24bit/48kHz MV88A-A 【国内正規品】