管楽器

宅録初心者ミュージシャンとして管楽器専門誌poco a pocoさんに取り上げていただいた

演奏会ができない時代のおかげで、私たちのようなクラシック音楽家も急にマイクやらオーディオインターフェースやらと宅録の知識が必要となった。
そんな付け焼き刃できちんとした技術はつかず、ただただ、これまでお世話になっていた専門家のみなさんを尊敬するという結果になりました。

今月の管楽器専門誌poco a pocoさんに取り上げていただきました

お話が来たとき、宅録特集で使用機材を紹介してほしいとのことでしたのでm「え?私でいいの?」という感想でしたが、よくよく聞いたら、「自宅で宅録をはじめた管楽器のミュージシャン」という宅録初心者であることを前提とした依頼でした。

管楽器専門誌poco a pocoさんのバックナンバーはweb上で読めます!
http://poco.otonoki.jp/archives/category/backnumber

PCで使っているマイクをご紹介させていただきました。2020年の5月号です。ぜひご覧ください。

iPhoneでもできる複数人のテレワーク演奏動画の作り方【音ズレを防ぐ方法 】

管楽器のチューニングで、管を抜くと低くなる理由

楽器は基本的に管が長くなると低くなります。

そのため、管楽器のチューニングで管を抜くと、楽器が長くなるので、音程が下がります。

基本的にこれさえ覚えていれば、問題ありませんが、以下、物理的な理由をご説明します。

音は振動数で高さが決まります。高くなればなるほど同じ時間あたりの振動数が多くなり、低くなればなるほど振動数が少なくなります。

管が短いと振動できる距離が短くなるので、振動数が多くなり、管が長いと振動できる距離が長くなるため、振動数が少なくなります。

以上の難しい話はさておき、こちらの例で考えると、覚えやすいです。

例えば、リコーダーを思い浮かべてみてください。ソプラノリコーダーより、音域の低いアルトリコーダーのほうが長いですよね。フルートより短いピッコロは音程が高く、クラリネットは、普通のクラリネットよりバスクラリネットのほうが長くて大きいですよね。

管楽器のチューニングで音程を低くしたいときは、(振動数を少なくするために、振動する距離を長くするため)楽器が長くなるように管を抜きましょう